どうも、Soranekoです。
日々のメイク落としは、肌の状態やその日の疲れの程度によって負担に感じる瞬間がありますが、SISI アイムユアヒーロー エンリッチ（ウッディの香り）を使うようになってから、その工程の感触が少しずつ変わっていきました。
手に取って振り混ぜたとき、オイルと美容液が混ざり合いながら落ち着いた色に変わる様子を見るだけでも、使う前の気持ちが整っていくようなところがあります。
実際にコットンに含ませて肌に触れた瞬間、最初に感じるのはテクスチャーの柔らかさで、そのまま軽い圧をかけるだけでメイクが浮き始める様子が伝わり、拭き取りにありがちな摩擦の感覚が抑えられている印象があります。
毎日使っていく中で、このしっとりとした質感が意外にクセがなく、重たさに偏らないバランスで保たれていることに気づきました。
香りに関しても、ウッディと聞くと強さを想像しやすいですが、実際は落ち着いた深みのある香りが静かに広がる程度で、肌から立ち上がる感じよりも、手元でふわりと感じるような控えめな広がり方をします。
洗い流し不要のアイテムは手軽さが魅力ですが、拭いたあとに残る感触が気になる方も多いと思います。
しかし、このアイテムは必要以上のぬめりが残らず、かといって過度にさっぱりし過ぎることもなく、適度に肌にとどまるような潤いの膜が均一に広がる印象が続きます。
メイクの濃さによっては少し念入りに押さえる必要がありますが、その過程でも肌に負担を与えるような抵抗が少なく、順番に落ちていく流れが穏やかに続く点が良さとして際立っています。
しばらく使ってみると、肌の乾きやつっぱりを感じる場面が減り、刺激の少ない処方が日常の中でゆっくり馴染んでいくような感覚が生まれました。
ナイアシンアミドやバクチオールが入っていることもあり、メイクを落とすだけでなく、落とした後の肌の質感が整いやすい点が徐々に実感として表れ、夜の支度の一連の流れの中で、肌に触れる時間が静かに和らいでいくように感じられました。
では、ここからは簡単に商品レビューに入っていきたいと思います。
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SISI アイムユアヒーロー エンリッチ ウッディの香り クレンジングウォーター
SISI アイムユアヒーロー エンリッチ ウッディの香り クレンジングウォーター
レビュー良かった点
最初に良さとして感じられたのは、二層式ならではの“なじみの早さ”でした。
振り混ぜることによってオイル層と美容液層が均一に整い、その直後にコットンへ移したときの軽やかな広がり方がとても穏やかで、肌に乗せた瞬間にしっとりとした質感が一気にまとまるような流れがあります。
一般的なクレンジングウォーターと比べて、液が薄く広がるのではなく、ほんのわずかに厚みのある柔らかな層がふんわりと肌に触れるため、拭き取り時に起きやすい摩擦の不安が軽減されるところが印象に残りました。
濃いアイテムを落とすときも、最初に軽く押さえ、数秒待つだけでメイクが浮いてくるように溶け出す感覚があり、その後に滑らせる動作が必要最低限で済む点は、敏感気味の肌にとって特にありがたさがあります。
また、香りが程よい存在感で、深みのあるウッディの香りが手元で立ち上がるように広がりますが、肌に長く残る強さではなく、落とす時間にだけ寄り添うように漂ってくれるため、香り付きが苦手な方にとっても受け入れやすい仕上がりです。
オイル層が入っていることでベタつきを想像しがちですが、実際には意外なほど軽く、拭き取った後に均一に残る保湿膜が品よく整って、必要以上に重さを感じない点が特徴的でした。
スキンケアに移るタイミングでも、肌が吸い込むように次のアイテムを受け入れる状態に整う印象があり、潤いが急激に逃げてしまうことが少ないのも日常で安心できるポイントになりました。
さらに、ナイアシンアミドやバクチオールといったエイジングケア成分が配合されているため、ただ落とすだけでなく、落とした後の肌の質感がわずかに整っていくような感覚が続きます。
毎日続けるうちに、肌に触れたときの手触りが以前よりしなやかに感じられ、乾燥しやすい部分にも必要な油分だけが均等に残るバランスの良さが実感しやすくなりました。
液のとろみは強すぎず、しかし水のようにサラッと広がり過ぎることもなく、中間の程よい質感が維持されていることで、コットンが過度に吸収しすぎて無駄になることも少なく、適度な量を肌に留めやすい点も日常使いに向いています。
洗い流し不要という仕様は、一日の終わりに長く時間を取れないときに特に便利で、疲れていても手が伸びやすく、そのままスキンケアの次のステップへ移れる流れが軽やかに続きます。
繰り返し使うほどに、拭き取りの一連の動作に対しての抵抗が減り、手早く済ませたい日にも丁寧に使いたい日にも対応できる包容力が、このアイテムの大きな魅力として感じられました。
レビュー気になった点
使い続ける中でいくつか気になる点もありました。
まず、拭き取りという性質上、コットンを使う際にどうしても軽い摩擦が発生してしまうため、肌がゆらいでいる時期には慎重に扱わないと負担が残りやすいと感じる場面がありました。
製品自体にはクッションのような柔らかい質感がありますが、肌の状態が弱っている時期に何度も同じ部分を拭くと、わずかに敏感さが出やすくなる場面があるため、メイクの濃さによっては押さえ方や拭き取り方を調整する必要があります。
また、しっとり感が残る仕上がりはとても自然ですが、完全に「何も残らない」感触を好む方にとっては、わずかな保湿膜が残る点が気になりやすいかもしれません。
乾燥肌には心地よく感じられますが、さっぱりした質感を好む場合には、少し重さを感じる日もありそうです。
さらに、ウッディの香りは控えめながら深みがあるため、香りの種類としては好みが分かれる可能性があり、特に香りに敏感な方は最初の広がりを強く感じてしまう場面も考えられます。
加えて、二層式のため使用前にしっかり振る必要があり、混ざり切っていないままコットンに含ませると、オイルの偏りが出てしまい、落ち方や残り方にばらつきが出る場合があります。
振り方の丁寧さが仕上がりにあらわれるため、急いでいるときにはやや手間に感じる瞬間もあります。
メイク落ちに関しては基本的に十分な力を発揮しますが、アイメイクやウォータープルーフ系の濃いアイテムを使用した日は、数秒長めに押さえる必要があるため、完全に一度の拭き取りで落としたい方にとっては、もう少し溶け出すスピードが早いと嬉しいと感じられるかもしれません。
また、拭き取った後の肌はしっとり感が持続するため、次のスキンケアを重ねるときに油分との相性によっては重く感じる日があり、乳液やクリームの種類を選ぶ必要があると感じる場面もありました。
価格面でも、時期によって変動があり、比較的高めに感じることがあるため、継続して使う場合にコストが気になる方もいるかもしれません。
さらに、内容量が230mlでおよそ1ヶ月ほどの持ちとされていますが、毎日しっかり使う場合はやや減りが早く、使い方によっては想定より早く使い切る可能性があります。
便利さや心地よさがある分、コットンを使う量や使用頻度によってコストパフォーマンスの印象が変わる点も使う中で感じられる部分でした。
まとめ
SISI アイムユアヒーロー エンリッチ（ウッディの香り）は、使い続けるほどにその静かな良さが日常の中に馴染んでいくタイプのクレンジングだと感じました。
二層式の液が肌の上で柔らかく広がり、メイクが自然に浮き上がっていく流れが穏やかで、拭き取りにありがちな違和感が少ない点は、このアイテムならではの安心感につながっています。
しっとりとした質感が残るため、その後のスキンケアへ移る時間にゆとりが生まれ、肌の乾きを急いで補う必要がなくなるところも日々の負担を減らしてくれるポイントとして感じられました。
香りも落ち着いた深さがあり、手元にふっと広がる程度で使うたびに落ち着いた気持ちをもたらしてくれます。
一方で、拭き取りという性質から肌の状態によって使い方を工夫する必要があったり、しっとり感が好みによっては重さに感じる場面もありましたが、全体としては肌に優しい仕上がりと丁寧な処方がバランス良くまとまっている印象です。
毎日のメイク落としを静かに整えたい方や、肌に負担を残さずやわらかな使い心地を求める方には、自然に手が伸びるアイテムになると感じました。
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皆様の生活が少しでも豊かになりますように。
では、また次回の更新でお会いしましょう。